.■北巳 零著作 .
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..北巳 零著
..君に神を見せてあげよう
.. 海苑社
.. 定価: 1,000円(税込)
..体裁: B6判・並製本
.. 総192ページ
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君に神を見せてあげよう

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 その光りは、次第に黄金色をまぜた大きな塊のようになり、つぎの瞬間、強烈な光の束となって頭頂へ入った。ついにその光りは私の全身を覆ったのだ。
「光りそのものだ!」 私はこれまで味わったことのない歓喜に包まれた。その歓喜は法悦ともいうのだろうか、この上ないもののように思われた。つづいて全身が金色に光り輝き、まわりを照らしはじめていく。自分がまるで夢に出てくる天使のように、黄金の光りをはねながら空間にたゆたっているのである。
 何という至福であろうか。この自由さ、この安らかさ、この世のすべての快楽には、およそ比べようもないほどの至福感である。
 光りの前方に一段と大きく輝く白衣をまとった崇高なるお姿が、ゆっくりと立ち現われた。そしてその御方はいわれた…(本文より)


第一章 「神よりの啓示録」
    「人間」 我(神)は完全永遠なるもの
    人間は快楽のために生きるもの
    人(己)は、万人に良くもいわれず、悪くも言われず
    人は、己自身の無智なるものを知るがよい
    愚痴は、己の愚かさを示す
    私というものはない
    悪を為さず善を為し、心の清きものは我(神)を見る
    恨みを持って報いてはならない、恨みの意(心)を捨てよ
    欲は尽きず、多くを求めず単に諦めよ
    想い(心の動き)を正しくせよ
    一切は借り物である。のちには返すべし
    清く正しく生きよ
第二章 神の本質
    講話録「創造と被創造の神」/他
第三章 質疑応答


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